ハイトーンの出し方、教えます

カラオケ・ライブで歌える音域を格段に拡げるボイストレーニング方法を教えます。 枯れないハイトーンは誰でも出せるようになる!シンガー・歌い手支援サイトです。工事中。

2013年05月

歌うとき、2つの筋肉を使うことは分かったと思います。今回は、いかにしてその筋肉を鍛えるかを教えます。
まず、トレーニング全体を簡略化して書くと、
  1. 地声を出す時に働く筋肉、裏声を出す時に働く筋肉それぞれを、音域毎に鍛える。
  2. 音域間のスケール(音階)練習をすることで、なめらかに低音域から中間音域、高音域へ繋げていく

このふたつの繰り返しになります。今回は、1に着目しましょう。


無題








これは、歌う際に使う声の種類(緑、赤、紫)と、閉鎖筋、輪状甲状筋が強く働く音域(青枠)を表した図です。

閉鎖筋は音域全体で、輪状甲状筋は中音よりの低音から高音までで働いているのが分かると思います。


なぜ低音域の輪状甲状筋が働く帯が短いのか、なんとなく想像がつくでしょうか?これは低い裏声を出していくと、地声低音では表声になってしまうためですね。


また、ボイストレーニングをしたことの人の多くは中音、高音での閉鎖筋がそれほど強くないため、高音部分で裏声になってしまったり、無理矢理喉を締め付けて閉鎖してしまい、尖った感じの地声になったりしてしまいます。



私のレッスンでは、上の図の①~⑥の筋肉をそれぞれ鍛えていきます。

このサイトでは、簡単化のために、②と③、④と⑤と⑥はそれぞれ同じような練習で鍛えていきます。



次の記事:輪状甲状筋の鍛え方


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小学校の音楽の授業では、「口を大きく開けて歌いなさい!」と教えられたと思います。

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しかしながら、
口を大きく開けるのは基本的に間違っています!

と、いうのも、実は歌う上で口を大きくあけるということは、口の中や顎の無駄な動きを多くし、喉の筋肉の働きを悪くしてるに過ぎません。ですので

声がこもらないレベルで極力口の動きを小さくし、腹話術のように歌うのが正しいフォームです。

ここで、「口を小さく開けるようにしたら、声が小さくなるんじゃない?」と思われる方もいるかもしれません。

しかしながら、口の開け方の小ささが声量に与える影響というのは、実はそれほど大きくないんです。

むしろ、閉鎖筋と呼ばれる地声成分を司る筋肉の働きが大きいんです。ですので、その閉鎖筋の働きを悪くするフォームで歌うことが間違っています。上記の通り、大きな口で歌うことは閉鎖筋の働きも悪くしている、ということですね。

くれぐれも注意してほしいのは、「声がこもらないレベルで」口を小さくするということです!

口の動きがあまりにも小さすぎると、何を歌ってるか分からなくなります(笑)

普段喋るときよりもやや小さめの口を意識しましょう。




歌うときのフォームは非常に大切です。

例えば、野球を考えましょう。どんなに筋トレをしてマッチョになったとしても、打撃フォームがめちゃくちゃではボールを遠くに打つことは難しいですよね?


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歌も同様で、どんなに一生懸命ボイストレーニングをしたとしても、フォームが良くなければ上手く歌えません!


ボイストレーニングの効果と歌のフォームの良さは、かけ算で効いてくるので、どちらも非常に重要である、ということです。

では、歌う上で正しいフォームとはどういったものでしょうか?

このコラムでは、歌う上で正しい口の動かし方や喉の使い方、呼吸法にいたるまでレクチャーしようと思います。

  1. 口の開け方
  2. (現在制作中です!)

歌のフォームを正しくすることは、ボイストレーニングを行うことに比べて簡単に自分の歌声を良くすることができます。

音の響きを良くしたい!声量を上げたい!クリーンに幅広い音域を歌いたい!と思われてる方は、まずこのコラムを完全に理解した上で歌ってみてください。





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