小学校の音楽の授業では、「口を大きく開けて歌いなさい!」と教えられたと思います。

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しかしながら、
口を大きく開けるのは基本的に間違っています!

と、いうのも、実は歌う上で口を大きくあけるということは、口の中や顎の無駄な動きを多くし、喉の筋肉の働きを悪くしてるに過ぎません。ですので

声がこもらないレベルで極力口の動きを小さくし、腹話術のように歌うのが正しいフォームです。

ここで、「口を小さく開けるようにしたら、声が小さくなるんじゃない?」と思われる方もいるかもしれません。

しかしながら、口の開け方の小ささが声量に与える影響というのは、実はそれほど大きくないんです。

むしろ、閉鎖筋と呼ばれる地声成分を司る筋肉の働きが大きいんです。ですので、その閉鎖筋の働きを悪くするフォームで歌うことが間違っています。上記の通り、大きな口で歌うことは閉鎖筋の働きも悪くしている、ということですね。

くれぐれも注意してほしいのは、「声がこもらないレベルで」口を小さくするということです!

口の動きがあまりにも小さすぎると、何を歌ってるか分からなくなります(笑)

普段喋るときよりもやや小さめの口を意識しましょう。